リベラルが勝利した選挙に乾杯を
今回の衆議院選挙と都知事選挙の結果を見た、私の感想は「日本の左翼が壊滅し、本当のリベラルが勝利した」ということです。
リベラルとは何かを一言で言い表すのは難しいと思いますが。
・自由権であれ社会権であれ「人権」という価値観を大切にする。
・市場の競争原理を肯定するが、その結果の是正も積極的に行う。
・国益は追求するが、なるべく軍事衝突は回避する。
・経済成長を阻害しない範囲で環境に配慮する。
といった政策を推し進める勢力ではないでしょうか。
どれをとっても自民党、維新の会、みんなの党の主張と整合します。
これに対して極左勢力は
・中国共産党や北朝鮮労働党のように反共とみなせば如何なる「人権」の弾圧も正当化する。
・日本共産党のように本質的には市場原理を否定する。
・社民党や一部の民主党のように国益を害することこそ革命への第1歩と認識し、実際に国益に害する政策を推進する。
・急進的な環境左派のように経済成長を無視して「環境政策」を主張するが、経済成長の果実はほしがる。
といった特徴を有しています。
これらは、今回壊滅した勢力と類似しています。
メジャーメディアでは
「保守が勝って、リベラルが負けた」
なんて叫んでいますが、負けたのは「極左」であり「リベラル」ではありません。
私の言論フィールドである教育においても、是非今回の選挙結果を受けて正常化が加速することを願ってやみません。